営業の際、挨拶文(挨拶)について、困ったことはありませんか?
私も以前営業職をしていた際、挨拶文について非常に悩みました。

会話が続かないんです。
「今日はいい天気ですね・・・」「今日は少し肌寒いですね・・・」「よく雨降りますね・・・」と、いつも天気の話ばかり。しかもこのような挨拶文であれば、会話が続かない。

私は営業職に就く前、割と人との会話も好きですし、営業もそんなに苦にならずできるだろうと思っていたのですが、いざ営業をやってみると、この挨拶の部分でつまずいてしまいました。
当時の私の仕事はメーカーのルート営業なので、問屋さんと小売店のバイヤーさんと定期的に会って商談をするしごとでしたが、逆にいつも会う人と会話が続かないってこんなにつらいもんなんですね。会話を続けるって、難しいものなんだなと痛感しました。

では、営業で得意先さんと会ったときにどんな挨拶文であれば、会話が続くのか・・・。
メーカー間やバイヤー、問屋さんといつも親しげに話している他のメーカーさんの営業の方の会話を聞いていたんですが、何となくヒントがありました。

それは、

挨拶文の最後に相手に質問をするということです。

例えば、
「暑くなってきましたね。(〇〇さんは)着ていくものに困りませんか?」
「いい天気ですね。(〇〇さんは)よく日焼けしていますけど、ゴルフとかされてるんですか?」
など、その時の状況で、先方に問いかけをしていたんです。

私も早速この、よく日焼けしていますけど・・・というくだりを使ってみたんです。
すると、ゴルフはしてないけど、釣りに行ってきたんですよ。と、返答してくれました。
そうすると、私からは、「何を釣りに行かれたんですか?」「どこにですか?」「船酔いはしないんですか?」といろいろ質問内容が浮かんできて、会話が結構続いたんです。

要は、いかに相手に質問することができるか。が、会話を続かせることができるかどうかに影響します。

なので、やはりあらかじめどんな質問をしようかという準備は必要ですね。慣れてくるといろんな質問を挨拶文の中に取り入れることができてくるので、最初はいろいろ考えながら、どうやったら会話が続くか、ゲーム感覚で試してみましょう。

営業の際の挨拶文

あと、営業時の挨拶文で、自己紹介などする機会があれば、30秒や、1分間など決めて挨拶文を作っておくと良いですよ。会社の紹介、自分の紹介、挨拶文・・・。いろんなパターンで用意しておくと、営業の際に便利です。
是非お試しを。