年齢をかさねると、何かしらお世話になった人、恩人と呼ぶべき人が存在するのではないでしょうか。

自分がピンチになった時、助けてくれた人、迷っているときに進むべき道へ導いてくれた人、落ち込んだ時に慰め、勇気をくれた人、そんな人が必ずいるはずです。

本来であれば、そういったお世話になった方へは直接会ってお礼を言いたいものなのですが、何かの事情で お世話になった方に直接お礼を言えなかった。という事があります。

そんな時はお手紙を書いて、お礼状というカタチでお礼を伝えてはいかがでしょうか。

お礼状の文章、挨拶文は形式ばったものでなくても良いと思います。逆に挨拶文、文章が形式ばったものであれば、感謝の気持ちが伝わりにくくなるかもしれません。自分の言葉で、思いのままの感謝の気持ちを伝えてみましょう。


–お礼状の挨拶文—–
こんにちは。お元気にしておられますでしょうか。
 本来であれば直接お会いし、感謝の気持ちを伝えたかったのですが、急な転勤となってしまい、失礼ながらお手紙を書かせていただきました。
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挨拶文 お礼状

–お礼状の本文—–
 あの時、自分の失敗で周りの皆様に本当に迷惑をかけてしまい、落ち込んでいたところ、〇〇さんのアドバイス、助言により、何とか気持ちを取り戻し、前向きに進むことができました。本当に感謝しています。

 あの時の〇〇さんの助言のおかげで、自分の進むべき道が明確になりました。今後は迷うことなく、その目標に突き進んでいこうと思います。本当になんとお礼を言ったらよいか分かりません。

 〇〇さんがあの時、勇気づけてくれたおかげで 自信をもって行動することができました。今の自分があるのは〇〇さんのおかげです。本当にありがとうございました。
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 お礼を伝えたい事をより細かにお伝えすれば、その気持ちは先方に伝わると思います。お礼状の挨拶文、文章はカタにはまらず、自分の気持ちに正直に、自分の言葉で書くことをお勧めします。もし自分がお礼状をもらった時のことを考えると、自分の言葉で書かれた文章・手紙をもらった方がより嬉しいと思いませんか。さらには、パソコンで入力、出力した手紙よりも、便せんに手書きで書いたお礼状の方が、より気持ちが伝わると思います。字がうまくなくても大丈夫。しっかり丁寧に書くことで気持ちは伝わります。

是非、心のこもったお礼状を書いてみてください。