新規の営業での挨拶文について

新規営業と言ってもその手法は様々です。一般的な新規営業の方法を以下に挙げてみました。

┣ テレフォンアポイントによる新規営業
┣ ファックスDMによる新規営業
┣ チラシ、広告による新規営業
┣ メール送信による新規営業
┣ 新規訪問営業

などがあります。 一つ一つ見てみましょう。

テレアポによる新規営業

① テレフォンアポイントによる新規営業
 テレアポによる新規営業では、ポイントを直ちに伝える必要があります。「お世話になっております。我々は株式会社〇〇と言いまして・・・」と、挨拶文を長くすることは成約率を低下させます。なぜなら、自己紹介が長ければ長いほど、新規営業の電話だな・・・。と警戒され、構えられてしまいます。
 大切なことは、挨拶文はほどほどに、「お忙しいところすみません。〇〇(商品)の販売(紹介)のお電話をさせていただきましたが、現在、必要はありますでしょうか。」といった風に挨拶文はほとんど必要ありません。あなたが販売したいモノを今すぐに必要なお客さんのみを探していくことになります。断られてもOK。次のリスト(電話番号)に進みましょう。テレアポの新規営業に説得は必要ありません。時間をとられるだけです。

② ファックスDMによる新規営業
 ファックスDMによる新規営業では、A4の片面、モノクロで受け取る方に 購入や問い合わせをしたいと決めてもらわなければなりません。なので、こちらも挨拶文などというものは必要ありません。要点を明確に販売したいものと、その価格。あとはキャッチコピーに限定性を持たせたりして、目を引く必要があります。返信先、連絡先は忘れず記載しましょう。

チラシによる新規営業

③ チラシなどの広告による新規営業
 チラシなども基本的には挨拶文は必要ありません。「セール中」「今だけ」「限定」「半額」「無料」などの特典、お得感、限定性を盛り込んだキャッチコピーと、その内容を分かりやすく記載しましょう。
 チラシでは、紙の大きさも選べますし、両面記載することが可能です。電気屋さんなどは商品数が多いので、4つ折りのチラシなどを利用します。商品の少ないお店や 小規模サービスのお店はA4両面のチラシを使えばよいでしょう。ファクスDMなどに比べるとスペースはありますので、挨拶文も少しは載せても良いかもしれませんが、目立つところ、目につくところには載せず、裏面の最後にでも載せると良いでしょう。まずは目を引かせるキャッチコピーを考えたいですね。

④ メールによる新規営業
 メールによる新規営業は、できれば画像(バナー)や、HTMLで作成して、チラシだとわかるように送信することをお勧めします。というのも、文字だけで新規営業しようとすると、どうしても挨拶文などが必要で、肝心の要件迄目を通してくれないことがほとんどです。なので、目を引くキャッチコピーとともにチラシのようなメールを作って送られると良いと思います。挨拶文はそのあとで、商品に関心を持った方が、どんな会社が運営しているんだろうと、調べたいときに見ていただけるように、最後の方に記載すればよいですね。

新規営業訪問

⑤ 新規訪問営業
 新規訪問営業は最近では少なくなりましたね。人海戦術は、ネットやメール、チラシの効果に比べると、効率が悪いのでしょうね。訪問営業は顔を合わすことになるので、やはり挨拶文は少し必要かとお揉ます。「私ども、〇〇町の〇〇という会社でして、〇〇の販売をしておりますが、現在 要りよう(必要)はありますでしょうか。」といったもので良いかと思います。必要性がある会社、お店であれば、「値段は安いの?」とか質問をされてくると思います。できるだけ説得をせずに要件のみを伝えることを目的にし、定期的に足を運ぶことで、タイミングが合えば、引き合いがあるかもしれません。

新規営業では丁寧に挨拶をする、挨拶文を作る。というよりも、端的に要件を伝えることが大事です。そして、反応が薄い・ダメであれば、次の訪問先へ進みましょう。その方が精神的にも楽ですし、成約率も確実に上がります。